高精度・軽量なYUNIPERハブの
ストレイトプル仕様です!
Yuniper(ユニパー)ハブはドイツ人技師のアンドレアスが立ち上げた高精度・軽量パーツメーカーです。アンドレアスはドイツでも有名な軽量パーツメーカーから独立した技師で台湾に移住して生産しています。
代理店のブログ【YUNIPERってどんなブランド?】もご覧ください。
YUNIPER MTBストレイトプルハブ32H
フロント112g
同じYUNIPER製MTB32Hのノーマルスポーク仕様よりフロント6g、リア8g軽量です。
ストレイトプルハブはフランジ(スポークを通す円盤部分)がハブに直結したスポーク周辺部分だけに出来ますので軽量になります。
しかも、メリットとしてスポークの首曲がりがないため折れにくくテンションも上げることが出来ます。ホイール組みでスポークが捩れることもないため(ノーマルスポークでは捻れない工夫をして組みますが多少は捻れます)ホイールの初期ブレも出にくいのです。
※ここでホイール初期振れのうんちくを!
・第一の原因:
スポークの首曲がり部がスポークを張ることでハブに馴染んで伸びます。→ストレイトプルでは首曲がりが有りません。
・第二の原因:
前述のように首曲がりスポークではある程度のテンション(張り)になるとニップルと供回りしてスポークが捻れます。プロホイールビルダーは限りなく捻れないようにします。→捻れないで組む工夫は企業秘密です!ストレイトプルでは捻れが有るとニップルと共回りするだけですので、捻れる心配は無用です。
・第三の原因:
ニップルネジの馴染み。→これはストレイトプルでも同じです。ホイールに荷重を掛けて馴染みだしすることで解消します。
・第四の原因:
ニップルとリム座面の馴染み。→これもストレイトプルでも同じです。
ホイールに荷重を掛けて馴染みだしするとで解消します。
上記のようにホイールの初期振れの出る原因のほとんどは首曲がり(Jベント)スポークを使用していことから発生します。ストレイトプルスポークを使うことで振れの出にくい、しかもテンションを上げても首部分で折れる心配が有りませんので高テンション(高張力)で組むことが出来ます。
ここからは、本題のYUNIPERストレイトプルハブを使用したホイールの紹介です。
上の写真はStan’s ZTR CREST 29リムを使用したホイールです。
【ホイール組み例】
■リム :Stan’s NoTubes製ZTR CRESTまたはARCH EX
■ハブ
・YUNIPER・ストレイトプルハブDISC仕様32H
※オプションでフロント15スルー、リア12×142スルーも有ります。
・フリーボディ:シマノ8/9/10s/MTB11S
■スポーク :SAPIM LEADER 14G(2.0プレーン)スポーク重量前後56本で430g
SAPIM CX-RAY2.0x2.3×0.9×2.0スポーク重量前後56本で280g
Pillar Ti 14G(チタン2.0プレーン)スポーク重量前後56本で258g
■スポーク数:32h
■ニップル :ステンまたはアルミ各色
■ブレーキ仕様:ディスク
■チューブレスリムテープ・バルブ付き(不要の場合は備考欄に記入願います)
NoTube液の使用でチューブレス化出来ます。
(チューブレス・レディタイヤ推奨。チューブドタイヤは自己責任でお願いいたします。)
■参考重量 :ZTR CREST 29リム、アルミニップルでスポークは下記の種類
スポーク:SAPIM LEADER仕様〜フロント749g、リア861g、前後1,610g
スポーク:SAPIM CX-RAY仕様〜フロント663g、リア775g、前後1,438g
スポーク:Pillar Tiスポーク仕様〜フロント650g、リア762g、前後1,412g
■【重量計算ページ】
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