ラーメンのオーダーでも麺硬め柔めの希望が出来るラーメン屋さんが有りますね。わたしは細麺の柔めが好きですが!麺の硬さの話しでは有りません。
PAZではホイールをオーダー受ける時は、スポークテンション(張りの強さ)を希望出来ます。
PAZでもっとも多く組むStan’sZTR CRESTリム。
このリムのメーカー指定テンションは95Kgfです。
ですが、そのテンションではタイヤを付けてエアを入れるとリムが圧縮されて70~80Kgfになってしまい非常に柔らかいホイールになってしまいます。
PAZでは、CRESTリムでも最高115Kgfまで上げて組む場合が有ります。(じっさいStan’sで組んでくるオーダーホイールでも110Kgfくらいまでは上げています。)
しかし、スポークテンションを上げてゆくとスポークが捻れてしまい、テンションが上がらないどころか、初期ブレが出やすくスポークの寿命も短くなってしまします!それを捻れないように組むのがプロホイールビルダーの技術なんです!
画像のホイールは、ちょっと硬め希望で110Kgfです。
他にテンション管理で大事なのがテンションのバラつきと使用するテンションメーターの精度管理です。
PAZではテンションのバラつきは5%以内(100Kgfなら100~105Kgf)にしています。
テンションメーターの管理は組む時にテンションの目安とバラつきを管理する用のメーター、最後にテンションを確認する用のメーターを使い分けています。そして、テンションメーターも定期的に校正用の道具を使って管理してるのです!